記者会見(H24.11.27)

記者会見

息子が亡くなった翌日、私たち家族は新聞やテレビも見ることも出来ない状態の時に、藤本校長は記者会見で「いじめの事実は無かった。」と発言されていたそうです。


先月大津市より滋賀県警に押収された資料の提供が有りましたが、その資料の中に有った職員会議や教諭のメモの中には、明らかに息子が亡くなる前から「いじめ」の認識が有ったことを示唆する記載がいくつも有りました。


その内容を見た私の率直な感想といたしましては「これが学校現場での事件・事故が発生した際の対応なのだ。」「やはり息子は学校に見殺しにされたのだ。」と思わざるを得ませんでした。

正直信頼して子供を預けていた親としては、「ショック」以外の何物でも有りませんでした。なぜこれらの事実を息子が亡くなってから、学校や市教委は私たち遺族や公に対して自ら事実を打ち明けなかったのか。


「子供にとって学校は、安全な場所では無かったのです。」


先日発表された文科省調査の全国でのいじめの発生件数は、半年間で約14万件以上。

昨年1年間での確認件数は約7万件。「この数字をどう捉えるか?」


しかし、ほとんどの「いじめ」に遭っている子供たちは、自ら「いじめ」に遭っていることを伝えることが出来ないようです。であれば、この数字もまた氷山の一角に過ぎないのかもしれないと考えます。


「いじめ」の発見をアンケートだけに頼るのではなく、教師自らの目でそれを見つけ、子供たちが安全に学べる環境に出来る状況を、一日も早く作り出して欲しい。

その為にも学校で事件・事故・問題が発生した時に、事実を隠ぺいするのではなく、事実を明らかにすることによって「いじめ」が発生する現状の改善がなされる環境が、学校教育の場にもたらされることを強く願います。

自らを律することが出来ない人達が学校教育に携わっているのであれば、それはもう教育を語る資格は無いと考えます。改めて文部科学省に対しては、強く現状の改善を望みます。

遺族の父親より


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